庭にバナナがなりました。
このバナナの木は、ちょうど一年くらい前にうちの警備員がどっかから小さな株を引っこ抜いてきて植えてくれたもの。
株は一年も経たないうちにグングン急成長し、横からニョキニョキ兄弟株を増やしていった。
このうちの一つのバナナの木が、ちょうど2か月前くらいに花らしきものをつけた。
赤くてぶら下がってるのが、たぶんお花かと・・。
そして、その隣に青いバナナの房らしきものが出現。
こんな風にバナナってできるんだなー。初めて見た。おもしろい~。
来週にはこのバナナ、食べられるようになるかな?と思ってると、
警備員は、あと一カ月くらいかなーと言う。
青いバナナらしきものができてから、食べられるようになるまで一カ月!
なんて長い!!
またまた驚いた。
そして、実際は2カ月くらい経ってから収穫。
庭で収穫したものや自然にできた果物をとって食べるとき、なぜだかすごい幸せを感じる。
自給自足?っていうか、自然の恵みをごちそうさま的な?喜び。
でも、ひとつの木からとれるバナナの数は、すごい量で警備員たちと山分けするも何十本のバナナが手元に。
バナナは一気に熟れてきて、今、どうやったらこの大量のバナナを食べきれるのか。
本気でちょっと悩ましい。
熟れすぎる前に職場に持って行って、おすそ分けすればよかった~><。。
ここ2・3日、隙間作業のようにバナナを食べている。バナナ太りしたりしないかな?!
2011年7月24日日曜日
2011年7月9日土曜日
30 June 2011 HOCAほかプロジェクト進捗-住民会合編ー
今日は、エベシ小学校でトイレ建築のための話し合いを村民たちと行う。
学校に向かう前に保健センターで衛生管理主任と合流すると、彼からこんな言葉が。
「一昨日、建設依頼をしに早速大工に会いに行ったよ。携帯が壊れてるから畑まで探しに行って。そしたらそこでちょっと問題が。実は費用が足りないんだ。」
キター!!
やっぱり!
途上国でこういうプロジェクトを行う時に、前もって見積もりを出しているにも関わらず、お金が足りないという事態に後から陥ったという体験談は色んな人から聞いていた。
多少ショックだけど予想の範囲内だし、足りなくても埋め合わせる方法を見つけて結果的に対処できれば問題ないので、まぁそう悲観的な気持ちでもない。
主任も「これから校長と話し合って、なんとか対策を考えよう。」と言う。
学校で、この予算が足りない問題を校長に話すと、校長はちょっと青くなっていた。
それは、私と校長との取り決めの中にこんな条項があるから。
『校長は、トイレ建設を完成させる責任を負う。よって、年末までにトイレが完成し使用可能な状態に至らなかった場合には、校長はOB会より受け取った資金を全額返済する義務を負う』
これは、広島県OB会が現地の人に課している条件でもなんでもなくて、私が勝手に作った契約。
(ちなにみにOB会の規約では、完成しない場合の返済義務は隊員となっている。)
私の中では、誰が返済義務を負うかということが問題なのではなくて、校長がリスクを背負ってでも建設を望んでいるかという本気具合が見たかったのと、現地側の責任者をはっきりさせておけばプロジェクトがあいまいに頓挫することを防げるだろうと思ったからこの約束を設けた。
「年末までに完成できないと、私は資金を全額返済しないといけないんです。困ります~。」と真剣に主任の話を聞く校長。
主任も、とても真面目な熱い人なので、真摯に対応してくれている。
二人とも追加での資金援助が見込めないことははっきりわかっているようで、こちら側に追加請求はしてこない。
プロジェクトの趣旨をよく理解してくれているなと嬉しく思う。
さて、住民との話し合い。
村長やPTAのメンバーやその他、村の重鎮たちが参加。
トイレ建築を行うことになったという話をまず主任から。
村の人たちがとても真剣に話を聞いている。積極的な印象を受ける。
もともと予定していた村民の寄付(砂や砂利を見つけたり、水を買ったりする)には問題なく合意が得られた。
続いて、校長と主任が代わる代わるに村民に訴えかける。
JICAは協力隊員を通した資金援助は本来決して行わないこと、そしてOB会と何度も連絡をとった上でこの資金援助が決まったこと。
グラズエ市のすべての学校がこうした援助を受けられるわけではないので、自分たちはとても恵まれているということ。
だから、このチャンスを活かして建設を必ず成功させなければいけない、今やっている今やっていると言って延ばし延ばしにするのはナシだということ。
そんな話が彼らから繰り返され、住民側からは折々に喜びと感謝の拍手が起こった。
その後、大工を交えて建設現場の視察。
もともと掘ってあった場所は主任に「遠い!」と一蹴され使われないことに。
最終的に、住民側からお金を出し合って足りない資金分を埋めるということで、参加者の合意が得られた。
足りない額は、1万円。ここの人たちにとって約2ヶ月分の収入に相当する額。
決して、楽ではないと思う。
でも、とりあえずこの合意によってスタートラインに立った。
主任は、7月中にも建設を完成させたい意向。
進捗を丁寧に見守っていきたい。
学校に向かう前に保健センターで衛生管理主任と合流すると、彼からこんな言葉が。
「一昨日、建設依頼をしに早速大工に会いに行ったよ。携帯が壊れてるから畑まで探しに行って。そしたらそこでちょっと問題が。実は費用が足りないんだ。」
キター!!
やっぱり!
途上国でこういうプロジェクトを行う時に、前もって見積もりを出しているにも関わらず、お金が足りないという事態に後から陥ったという体験談は色んな人から聞いていた。
多少ショックだけど予想の範囲内だし、足りなくても埋め合わせる方法を見つけて結果的に対処できれば問題ないので、まぁそう悲観的な気持ちでもない。
主任も「これから校長と話し合って、なんとか対策を考えよう。」と言う。
学校で、この予算が足りない問題を校長に話すと、校長はちょっと青くなっていた。
それは、私と校長との取り決めの中にこんな条項があるから。
『校長は、トイレ建設を完成させる責任を負う。よって、年末までにトイレが完成し使用可能な状態に至らなかった場合には、校長はOB会より受け取った資金を全額返済する義務を負う』
これは、広島県OB会が現地の人に課している条件でもなんでもなくて、私が勝手に作った契約。
(ちなにみにOB会の規約では、完成しない場合の返済義務は隊員となっている。)
私の中では、誰が返済義務を負うかということが問題なのではなくて、校長がリスクを背負ってでも建設を望んでいるかという本気具合が見たかったのと、現地側の責任者をはっきりさせておけばプロジェクトがあいまいに頓挫することを防げるだろうと思ったからこの約束を設けた。
「年末までに完成できないと、私は資金を全額返済しないといけないんです。困ります~。」と真剣に主任の話を聞く校長。
主任も、とても真面目な熱い人なので、真摯に対応してくれている。
二人とも追加での資金援助が見込めないことははっきりわかっているようで、こちら側に追加請求はしてこない。
プロジェクトの趣旨をよく理解してくれているなと嬉しく思う。
さて、住民との話し合い。
村長やPTAのメンバーやその他、村の重鎮たちが参加。
トイレ建築を行うことになったという話をまず主任から。
村の人たちがとても真剣に話を聞いている。積極的な印象を受ける。
もともと予定していた村民の寄付(砂や砂利を見つけたり、水を買ったりする)には問題なく合意が得られた。
続いて、校長と主任が代わる代わるに村民に訴えかける。
JICAは協力隊員を通した資金援助は本来決して行わないこと、そしてOB会と何度も連絡をとった上でこの資金援助が決まったこと。
グラズエ市のすべての学校がこうした援助を受けられるわけではないので、自分たちはとても恵まれているということ。
だから、このチャンスを活かして建設を必ず成功させなければいけない、今やっている今やっていると言って延ばし延ばしにするのはナシだということ。
そんな話が彼らから繰り返され、住民側からは折々に喜びと感謝の拍手が起こった。
その後、大工を交えて建設現場の視察。
もともと掘ってあった場所は主任に「遠い!」と一蹴され使われないことに。
最終的に、住民側からお金を出し合って足りない資金分を埋めるということで、参加者の合意が得られた。
足りない額は、1万円。ここの人たちにとって約2ヶ月分の収入に相当する額。
決して、楽ではないと思う。
でも、とりあえずこの合意によってスタートラインに立った。
主任は、7月中にも建設を完成させたい意向。
進捗を丁寧に見守っていきたい。
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