とーっても気がかりなトイレ建設を見に来たのは、おとといのこと。
ゆっくりすぎる工事の進み具合に愕然。
一週間という貴重な時間が活かされていなかったのでは?と、反省!
ということで、一日おいて今日も視察に来てみた。
校長は研修で不在。
おっ?
んー、昨日つけるとか言ってた扉はまだついていないものの、予定通りセメントのならし(?)が始まっている。
今日中にこの作業は終わるとのことだし、まずまずの進み具合かな?
2・3人いつもより働いている男性の人数が多い。
仲間の大工さんだということで、塗装作業を手伝ってもらっているようだ。
おととい作っていたパイプもちゃんと取り付けてある。
手荒いのための水を貯水するための場所。
これも設置が完成。
順調に進んでいる。
とにかく、金曜(明日!)までにすべての大工担当部分の工程を終えるというプログラム。
月曜には使用可能な状況にすることを再度確認。
これは彼の頭にも入っている様子で真剣な顔で了承。
今日は進捗状況に自信があるせいか、大工さんは終始にこやか。
自分の働いてる写真をとってくれ!と屋根の上に仁王立ち。(残念ながら逆行だった・・)
先生たちも、こうして進捗を見に来てくれると彼らにとって良いモチベーションになるといって喜んでくれた。
そんな風に役に立てるのなら、いくらでの足を運びたい。
自分のいる意味を感じて嬉しい?といわれると、もちろんYES。こうして、現地に暮らして実際に工事の過程を見守ることができて嬉しい。ベナンにいてよかったと思う。
でも、同時にとても考えさせられる。
入念に企画したつもりでもトラブルがなかなか避けられないこの現状。
現地の人たちと日本人の期限や仕事に対する考え方の違いは大きい。
もし進捗を小まめに見守る日本人が現地に存在しなかったとしたら、もしかしたら援助したお金や物は使われなったり置かれたままになってしまったりするのだろうか?
こんな小さなトイレですら、これだけのことがあるのだから・・。