2010年11月17日水曜日

7 oct 大河の一滴?


自分の活動を通して劇的で広範囲にわたる地域の問題改善を与えるか?

といわれれば、正直難しいだろうと思う。

理由は多々ある。

2年という任期や、地元の行政組織や人材不足、資金不足の問題に直面するたびに限界を感じる。

それでも、2年後に例え一校でも児童が頻繁な腹痛や嘔吐が少なくなったという学校があったら。

一人でも、学校保健の重要性を今より意識するようになったという校長がいたら嬉しい。

小さなインパクトかもしれないけど、社会の何かを変えるということはとてもとても難しいことだから。

一つでもこの地域の何かが、自分の活動で改善されたら私は2年後に自分の活動に意味を見いだせると思う。

この地域での私の役割や存在なんて、長く続いてきたここの歴史や社会の中で大河の一滴にすぎない。

もちろん、自分の任務を最大限、効率的に果たそうとは思う。

でも、森(最大限のインパクト)を見過ぎて木(一人の変化)を見ないようなのもまた違うのかなと思ったりする。