2010年12月31日金曜日

27 dec 2010 庭の野菜






自分の任地での楽しみのひとつ。

それは庭で野菜を育てること!


前にも書いたけど、うちの任地には野菜が3種類しか売っていない。
他には、見たこともない地元の謎の草が売っているけど調理方法がわからない。
そのひとつはモロヘイヤであるとの噂もある。でも、どの草がそれだか知る術がない。

なので、任地に配属になってすぐに庭の隙間を活用して自家菜園を作った。

今までにもレタスやブロッコリー、ネギ、サラダ豆が成功!
それらの野菜の収穫時期が終わったので、今回は仲間の隊員が一時帰国の際に買ってきてくれた日本の野菜の種をまいてみた。
白菜、春菊、二十日大根、チンゲン菜、小松菜。
植えかえによってベナンのあまりの日光や熱の強さに半分の株は枯れたけど、生き残りは留守にしていた間に立派に育ってくれた。
既に収穫できるようになっている。(ガルディアン、ありがとー!)

今日は、水炊きにしようと大根をひっこ抜き、葉っぱたちをチョキチョキ切った。

おー、豊作だ!!

庭に種をまくとき、新芽を見つけた瞬間、そして育った野菜を収穫して食べるとき、とても幸せを感じる。
野菜が買えない地域だからこそ、庭になった野菜がめちゃくちゃ貴重でありがたい。
そして、自分で食物を育ててそれを食べて、食生活を豊かにしたり栄養補給をすることは意味深い。
趣味というより、もはや自給自足の生きる糧。

今日のお昼は、すき焼き丼(豚肉だけど!)、夜は水炊き!

特に感動したのは、春菊!!
なんて素敵な香り!!これだけで日本で鍋をした日が鮮やかに蘇る!
おいしい~


*写真:おうちの庭の隙間に生える野菜たち。
   :白菜。なぜか丸まらず自由奔放に外へ伸びる。でも味はちゃんと白菜。奥の葉は豆。
   :とれた野菜たち。チンゲン菜・春菊・二十日大根・白菜。